復職の判断

半年以上ダラダラと続いている謎の病態と、寒暖差の激しい気候がジワジワと体力を奪うなか、会社での些細な出来事が引き金になって、「心身ともに限界!」と、上司にギブアップ宣言したのは、10日ほど前のことでした。


内科のドクターと心療内科のドクター*1に相談し、とりあえず10日間(会社の稼働日で言うと6日)の診断書を書いてもらいました。


その時点では、11月5日(木)の大学病院への受診結果を伝えて、11月6日(金)に再度2人のドクターに相談して、復職するかどうかの判断をすることになっていました。
ところが、11月5日(木)早朝に、突然39.3℃の高熱を出し*2、翌6日も薬の効き目の薄れてきた頃になると熱が上がってくる状態だったので、結論は月曜日まで持ち越しになってしまいました(汗)
11月4日(水)頃から咳が出だしたので、風邪ひいたかなぁ?と思ってはいたものの、想定外の出来事です。


少なくとも、11月4日(水)時点では、心療内科の薬の処方が変更になったことと、少し職場と距離を置いてみたことの両面が功を奏したのか、精神的には多少安定してきていたので、「11月9日(月)から職場に戻る」か、「もう一週間だけ休職期間を延ばしてもらって、もう少し余裕ができてから復職するか」…という相談をするつもりでした。少なくとも、「仕事の整理」をしよう…と思えるようになったからです。


私の仕事は、一部の業務を除き、ルーチンワークとはいえません。さらに、誰かとチームを組んで行う業務でもないので、私の業務を大雑把には知っていても大部分のノウハウを共有している人は誰もいません。生産指示書の展開プログラムの作成だとか、パッケージの生産管理システムを実務で使えるような方法を考えるとか、普通ならSEやプログラマーが行うような業務を行っているにもかかわらず、きちんとIT技術について学んだことがないので、かなり自己流になっている可能性が高いのです。だいたい、過去に作ったプログラムの修正が必要になった場合に、作った本人の私でさえ、「この処理、なんのためにやってるんだっけ?」と思うことがあるくらいですから、他人が見たら、理解するまでにより多くの時間がかかると思うからです。


正直なところ、生涯「おひとりさま」である可能性が高いと考えると、定年まであと25年、今の会社で働き続けるというビジョンは私には描けません。ただ、起業する…という選択肢を除いては、キャリアチェンジ考えるのであれば、のんびりしていることのできる年齢でもありません。でも、「謎の病態」の謎が解けるか、病態そのものが消失または軽減するかしてくれない限り、キャリアチェンジへのアクションも難しい面もあります。そんなわけで、何らかの方向性が見えるまでの間、とりあえずは「仕事の整理」をしようと思ったわけです。この先、どうするにしても、自分のためにも、会社のためにもなると思うからです。


現時点では、「体温は元に戻った」(←あくまでも、従来の「不明熱」の状態に戻っただけ)ものの、微妙に喘息気味…という、悩ましい状態になっています。
休職直前の時点では「明日のことすらどうしたらいいのか分からないような混乱した精神状態」状態だったのが、「将来のことを考えたら、今することはなんだろう?」と思えるようになったら、今度はパワフルな風邪を引いたために、数時間後の体調変化の予想ができません。(←基本的に、夜になると熱を出す、おこちゃま体質なので)


まぁ、どうなるにしても、明日になってみないとなんともいえないので、考えるだけ無駄だとは思うのですが…(苦笑)

*1:それぞれ、まったく別のクリニックの院長なので、面識はあるかもしれないけれど、私のケースについて連携しているわけではありません

*2:インフルエンザではないようです